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message RSR2008 開催にあたって

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZO 開催決定!!

初めに、昨年参加して頂いた皆様には仮設トイレの不備によって多大なるご迷惑をお掛けしたことをお 詫び申し上げると共に、この問題を真摯に受け止め、こうした事態が今後起こらないよう、最善を尽くす 所存です。現状における改善策を別ページに記載しましたので、ご覧頂ければと思います。

さて、1999年にスタートしたライジングサン・ロックフェスティバルも今年で10回目の開催となります。改めて、これまで支えてくれた出演者やスタッフそして何よりも毎年全国から集まってくれるロックファンの皆さんに感謝致します。

振り返ってみるとあっという間の9年でしたが、全国各地におけるイベントの状況は様変わりしました。本来のフェスティバルでは主役はお客さんだったはずのものが最近では、主催者が一方的な提供をする、主催者が主役のフェスと名の付いたイベントになり、それに気付かずに遊ばせてもらっているお客さんが増えて来ているように感じとれてなりません。

今年のライジングサン・ロックフェスティバルは原点を見つめたいと考えています。立ち上げ当初は「北海道の自然の中、大音量のロックを聴きながら、海に沈んで行く夕日と、山並みから昇る朝日を見よう!!」この純粋な想いと、「イベント」とは違った「フェスティバル」を創る事にこだわりを持ちました。そして、何もない北海道の石狩の大地を会場に選びました。何もないからこそ、必要最低限のものだけを創ろうと考えました。そこに「自由」を感じとれると思ったからです。もちろん「自由」には「責任」もついてきます。ロックフェスティバルにおいてお客さんの自主性は非常に重要です。ライジングサン・ロックフェスティバルは理解して頂けるオーディエンスの協力と共にここまで成長してきました。主催者として、初心を貫いてきたと言いきることのできる道のりではありませんでしたが、こうして続けてこられた10回目だからこそ、原点回帰することで、フェスティバルと日本のロックの未来に向かっていこうと思います。

北海道の大自然のなか、思う存分ライジングサン・ロックフェスティバルを楽しんで下さい。「自由」を感じて下さい。そして今年も、皆さん一緒に朝日を迎えましょう!!

2008年1月1日
山本博之




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