Recycle

Earth Care&Recycle 〜環境への取り組み〜

2000年からスタートしたRSRにおける環境対策活動も今年で9年目を迎えます。

思い返せば、この活動が始まった2000年の頃は「ごみはごみ箱へ」というマナーが浸透しておらず、終わった後の会場は至る所にごみが散乱していました。石狩の大地と音楽と朝日が最高の空間を作り出しているはずが「ごみ」が会場に散乱しているだけで大きな矛盾が生まれ心から楽しめない状況にありました。2002年には予想以上のごみの量に分別回収が追いつかず大きな課題が残る年となりました。

その後、ボランティアの人数やごみ箱の配置場所、出店者によるごみ分別回収の徹底など毎年少しづつ改善を加えていった結果、2004年にはフェスティバル史上最強の13分別を実施し大きな反響を呼びました。最近では、テント内にごみ袋を13枚ぶら下げて分別している方もいるほどです。

さらに2006年にはリサイクル率が70%を超え、昨年は一人一日当たりのごみの発生量が約800gとなり、過去最小を記録しました。
2000年からの地道な呼びかけを続けてきた結果、ごみに対する取り組みは確実に変化してきています。
そして、今後は世界中で深刻化してきている地球温暖化の対策にもRSRに関わるみなさんと共に進めていきます。
どれも地道な取り組みではありますが、すべては「最高の音楽を、朝日の中で聞き続けていたい」という想いからです。
記念すべき10年目も、みなさんと一緒に最高の朝日を見れることを楽しみにしています。

13分別に続く環境への取り組み「MADE IN EZO」プロジェクト始動

「MADE IN EZO 」プロジェクトとは、食材や木材、エネルギーなど可能な限りRSRに必要なものを北海道産に切り替えて行くプロジェクト。北海道のものを使うことは、体にも地球にもやさしいこと。RSRの会場内のあちこちにある「MADE IN EZO」をぜひ発見してみてください。
究極のおいしいリサイクル〜RSRオーガニックファーム〜
昨年、回収した生ごみを可能な限り手作業で堆肥化し、オーガニックじゃがいもを石狩にあるはるきちオーガニックファームの協力のもと栽培してきました。生ごみ回収→堆肥→じゃがいもまでの一連の様子は、環境NGO ezorockのblogから発信していますのでぜひご覧ください。 また、当日オルタナティブエリアのブースにて数量限定で無料配布を予定していますのでお楽しみに!<
■RSR×ezorockオーガニックファームはこちら

下川産FSC認証の割り箸の導入
遠くから運ばれてきた割り箸より、近くの森で適正に管理された森林から作られた割り箸の導入を進めています。
一見、同じように見える割り箸も運ばれてきた距離が違います。北海道産の食べ物と一緒に食べるとさらに、おいしさアップ!

ごみの13分別〜さらに史上最強へ〜

ごみの発生量が過去最小の約800gを達成!
昨年一人一日あたりのごみの発生量が過去最小の約800gを記録しました。2005年には1000gを超えていたことから考えると、ここ2年間で200g以上減らしたことになります。今後は800g以下を目指して、さらに呼びかけを行っていきます。

金属のリサイクルの実施
RSRが終わった後に捨てられていく、金網やフライパンなどをリサイクルするために「金属」が新たに、分別で加わりました(13分別は変わりません)。今後はリサイクル率80%を目指していきます。 でも、RSRの思い出と一緒に持ち帰って次の年も使うことのほうがより大切です。

CO2削減の取り組み

2007年発電によるCO2排出量は、約10万kg
昨年、RSRで使用した発電機で消費した軽油の量は約3.7万リットル。ここから約10万kgのCO2が空気中に排出されていることがわかりました。
これは、普通乗用車一台が地球約11週分したときに排出される量に匹敵します。今後は可能なところから省エネや代替エネルギーへ転換を進めていきます。

てんぷら油で発電!今年はトラックにも使います。バイオディーゼル燃料の導入!
昨年、初めて出現した自然エネルギーエリア。植物性の油をリサイクルしたバイオディーゼル燃料を使用しているため、化石燃料に比べて
空気中に排出するCO2の増加が抑えられます。オルタナティブエリア周辺では、今年もこの燃料を使用して発電を行います。
今年はごみの運搬で使用するトラックにも同じ燃料を使用します。ほのかに甘いてんぷらのにおいがしてきたら、そこにはきっとこの燃料が使われています。





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