LOSALIOS

中村達也（ds), TOKIE (b), カトウタカシ(g), 會田茂一(g)
”暴走するスリル”巨人復活。
1996年、BJCのドラマー中村達也のソロワークスとして始動したプロジェクト。
1stアルバム「世界地図は血の跡」はインプロヴァイゼーション(即興演奏)の要素を全面に生かした楽曲で構成され、当時にしてその斬新さから "THE ART OF ROCK" とも評された。
2000年からはアプローチを固定のバンドスタイルへと進化させ、カトウタカシ(g)、TOKIE (b)らとともに2枚のアルバムとDVDを制作。
未だインストゥルメンタルが市場のメインストリートにない時代その先駆けとして精力的にTOURを続け多くの観客を魅了した。
その後'05年に発表された4thアルバムからは會田茂一(g)も加入し再び全国TOURを敢行。この4人による編成はLOSALIOS史上最強と評され多くの賛辞を受けることとなった。
その後現在まで、残念ながら各々の実動事情からTOURやアルバムの制作からは遠ざかってしまっているが、その苛烈な放熱力は依然として一点の濁りもない。
激しくも繊細なリズムを思いつくままに叩き出す中村達也のドラミングを軸に、ビートの変則を瞬時に察知してよりラウドなグルーヴを放つTOKIEのベースプレイ。
その線上で変幻自在なダンスよろしくアンプをかき鳴らすツインギターの閃光。
それらを瞬間的に融合(JAM)させることで、濃厚且つスリリングなグルーヴを放熱させるLOSALIOSの演奏は”音楽のマジック”でしか味わえない興奮に満ち溢れている。