2004年に、emo/post core/post rockに影響を受けたkonoを中心に結成。
アートな響きを放つメロギター、独特なフレーズで攻めてくるリズムギター、繊細な中にもビート感が迫ってくるドラム、現代系エフェクトを駆使したベースが一つになるその音の世界は、果てしなく奥深い感性が揺さぶられるのを気付かせてくれる。歌が無くとも心の中心に鋭く入り込んでくる音である。2011年にはBass.にmatsudaが加入し、更に活動の場を広めている。
M.1:人間は自由なものとして生まれ、至る所で『鎖』に繋がれてゆく。
M.2:如何に強大な精神や力といえども知性なくしては『無』に等しい。
M.3:音の中の『痙攣的』な美は、観念を超え肉体に訪れる野生の戦慄。
M.4:天涯万里、必然を起こすは人に在り、偶然を成すは『天』に在り。
M.5:楽観の深奥で燻る魔は、万人が宿す普遍的無意識の『罪』の残滓。
M.6:秤を伴わない剣は暴走を、剣を伴わない秤は『無力』を意味する。
M.7:思想とは我々の選ぶものを見せず、我々の好むものを『見』せる。
M.8:沈黙中の表情にこそ、言葉選びに勝る本当の雄弁が『存在』する。
M.9:『参弐零参壱壱壱弐伍壱九参壱伍九伍弐壱七伍伍伍四壱四壱六四』
M.10:夢とは現実という平凡なものに付ける美しさに似た『嘘』の俗称。
M.11:言葉を用いて奏でる者は才能に在らず、ただの記憶に『過』ぎぬ。