RISING SUN ROCK FESTIVAL 2003 in EZO
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輝かしい太陽のもとで素晴らしいロックオーディエンスと共に歩み続けてきたRISING SUN ROCK FESTIVAL(以下RSRFES)も、今年で5回目を迎えます。 本格的な日本のロックフェスティバルを追い求め、困難に立ち向かいながらも会場探しに奔走し、やっと辿りついた石狩の大地。あの時の衝撃と感動は今も記憶に新しく、そしてその一歩がすべての始まりを意味していました。 昨年、会場周辺の工事に伴い場所を移動し、永住の地を求めましたが、落ち着く事が出来ず元の場所に戻っての再スタートです。まだ、工事中の場所もありますが、昨年以上のエリアを確保し今年に臨んで行こうと考えています。各ステージやテントサイトへの移動距離が長くはなりますが、その分より自然に触れ開放的な空間を楽しんでください。 ロックフェスティバルは、常に進化して行く宿命を抱えています。それは石狩の広大な大地から自然に発生するものもあるでしょう。しかし又、この何もない大地だからこそ可能な事もたくさん転がっていました。そこに新たな挑戦を続けていきたいと考えます。RSRFESは今年ステージが一つ生まれ変わります。昨年、北海道の文化を伝える目的で、北海道ステージを設け、様々なショーやパフォーマンスを繰り広げました。そこが「GREEN OASIS」として新たに誕生します。約3000人収容の円形テント内で、多種多様なライヴパフォーマンスが、一日目から二日目の夕方にかけて行われます。そして夜から朝にかけては、なんと数年前より熱望していたLONDON NITEが参戦してくれます。RSRFESの大コンセプトであるロックをガンガン感じながら朝を迎える。今年はどんなRISING SUN が我々を出迎えてくれるのでしょう。 もちろん昨年同様にSUN STAGE、EARTH TENT、RED STAR FIELD、MOON CIRCUS の4ステージもそれぞれ展開されて行きます。皆さんに会場の真上から望める海と山と札幌の街並を感じてもらうために昨年企画した気球も、今年は何とか別な手段で実現しようと考えています。 RSRFESをきっかけに毎年仲間が増え続けていく若者達。家族で参加できる事になり、久々のロックにハマるお父さん。美味しい食べ物を求め、レストラン街を散策するお母さん。そして未来のロックを継承するであろう子供達。ロックな夏の思い出はそれぞれの胸の中に、様々なかたちで刻み込まれるでしょう。只ひとつ誰もが平等に享受できるとするならば、遥かなる山並から昇る雄大な朝日。今年も素敵な朝日が優しく迎えてくれる事を目指して、5回目の誕生日を祝福する旅への出発です。 |
(2003年5月15日)
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