SPECOAL SESSION for Campers
Concept of BUCK JAM TONIC featuring
山下洋輔(pf)、中村達也(ds)、照井利幸(b)、北原雅彦(trombone)、GAMO(t.sax,s-sax)、沖祐市(organ)、加藤隆志(g)、クハラカズユキ(dr) and more...
Concept of BUCK JAM TONIC featuring
山下洋輔(pf)、中村達也(ds)、照井利幸(b)、北原雅彦(trombone)、GAMO(t.sax,s-sax)、沖祐市(organ)、加藤隆志(g)、クハラカズユキ(dr) and more...
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山下洋輔
'69年、山下洋輔トリオを結成、フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与える。'88年、山下洋輔ニューヨーク・トリオを結成。'98年、パリで佐渡裕指揮によるラムルー管弦楽団と「ラプソディ・イン・ブルー」を共演。映画『カンゾー先生』の音楽を担当。'00年、自作のピアノ・コンチェルトを発表。'03年2月和太鼓の林英哲とデュオ・アルバム『Ken-Kon』をリリース、全国ツアー実施。5月ニューヨーク・トリオでニューヨーク公演、同時にトリオ結成15周年記念アルバムをレコーディング、10月に発売予定。演奏活動の一方、洗足学園音楽大学ジャズ・コースの客員教授代表を務めるほか、エッセイストとしても知られている。
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中村達也
レコーディングやライヴを問わず、2度と同じフレーズを叩かないドラム・スタイルは常にバンドのグルーヴに緊張感をもたらしてきた。なかでも、'00年夏に解散したBLANKEY JET CITYにおいての最大の魅力であった「スリル」は中村達也そのものの存在なしでは語ることが不可能だろう。現在は自身のバンド「LOSALIOS」の活動の他に、複数の仲間たちを集めて即興演奏で押し通すインプロ・バンドに興味を抱き、しばしばクラブに出没しては凄まじい太鼓を叩いている。秋にはLOSALIOSのアルバム発表も控え、真面目に制作に励んでいるが、その精密？かつ破天荒な性格から、彼独特の愛され続けるキャラクターは今も尚健在である。
＜IMPROVISED SESSION＝"BUCK JAM TONIC"＞
今回、中村達也が掲げているコンセプト「BUCK JAM TONIC」とは、各々のミュージシャンが即興演奏で個性をぶつけあう、計算なしのフリーセッションを大前提に、その場でしか誕生し得ないサウンドで全てを完結させることへの挑戦である。7月にJOHNZORN(as)、BILL LAZWELL(b)等とともに繰り広げたスタジオ録音盤（CD2枚組）がリリースされているが、今回のライヴは中村自身待望の気鋭のピアニスト山下洋輔を擁してのエゾ参戦となった。前夜祭を彩る2時間、果たして他にはどんなミュージシャンがRED STAR FIELDのステージに登場するのだろうか？